「冬だから仕方がない」で済ませていませんか?実は怖い「結露」のリスクと、家を守るための正しい付き合い方

こんにちは!廣谷建設の広報担当です。
2月に入り、南陽市・置賜エリアの冬もいよいよ折り返し地点ですね。最近は積雪も激しく大変な日々だと思いますが皆様いかがお過ごしでしょうか。 一番の悩みといえば、やはりこの厳しい「寒さ」だと思いますが、もう一つ、地味に気になっていることはありませんか? そう、窓の「結露」です。
朝起きてカーテンを開けると、窓の下のほうがびっしょり濡れている。「あーあ、またか……」と思いつつも、忙しい朝にいちいち拭く暇なんてないし、見て見ぬふりをしてそのまま出勤してしまう。そんな経験、ありませんか?
「冬なんだから、結露するのは当たり前」
「古い家だし、しょうがない」
そう諦めてしまっている方がほとんどだと思います。でも実は、この「たかが水滴」が、気づかないうちに家や家族の健康にジワジワとダメージを与えているとしたら…?
今回は、寒さ対策の影に隠れがちな「結露」について、住宅会社の視点から少しだけ真面目な話をさせてください。
結露は「家の病気」のサインかもしれない
そもそも、なぜ結露は起きるのかを改めておさらいしてみましょう。理科の授業のようになりますが、空気は「暖かいほど多くの水分を含める」性質を持っています。暖房で温められた水分たっぷりの部屋の空気が、外気で冷え切った窓ガラスにぶつかると、急激に冷やされて水分を抱えきれなくなり、水滴として溢れ出します。
これが結露のメカニズムです。
つまり、結露が起きているということは、「家の中の断熱性能(窓の性能)が、外の寒さに負けている」という証拠でもあります。
「ちょっと濡れるくらいなら、乾くし平気でしょ?」と思われるかもしれませんが、窓枠のパッキンに黒いカビが生えていたり、カーテンの裾にシミができていたりしませんか?それはもう、家からの「SOSサイン」が出ている状態なんです。
濡れているのは窓だけ?見えない「壁の中」のリスク
窓ガラスの結露は目に見えるのでまだマシですが、私たちが一番心配しているのは、目に見えない「内部結露」です。
窓が冷たいということは、断熱が不十分な壁の隅や、押し入れの奥の壁も冷たくなっている可能性があります。そこに室内の湿気が入り込むと、壁の裏側や床下でひっそりと結露が始まります。
これは、拭くことができません。その結果、長年かけて断熱材がカビだらけになったり、最悪の場合は柱や土台が腐ってしまったりすることもあります。「リフォームで壁を剥がしてみたら、中がボロボロだった……」というケースは、実はこの「見えない結露」が原因であることが多いのです。
その咳や鼻水、カビが原因かも?
家だけでなく、そこに住む人の健康にも影響します。 結露でジメジメした場所は、カビやダニの大好物です。
窓際のカビをエサにしてダニが増え、その死骸やフンが空気中に舞う。それを吸い込むことで、アレルギー性鼻炎や喘息、アトピー性皮膚炎などの原因になることがあります。
もし、ご家族の中で「冬になると咳が長引く」「家の中にいるとなんとなく鼻がムズムズする」という方がいれば、それは単なる風邪や乾燥ではなく、結露によるカビやダニが原因かもしれません。
今日からできる!結露を減らす3つのポイント
「じゃあ、どうすればいいの?」 とみなさん思われますよね。もちろん、家を建て直すのが一番の解決策ですが、そう簡単にはいきません。ここでは、今すぐできる対策から、リフォームでの解決策まで、3つのアプローチをご紹介します。
① 暖房器具を見直してみる
南陽市・置賜エリアでもよく使われている「ポータブル石油ストーブ」や「ガスファンヒーター」。すぐに暖まって便利ですが、実はこれ、燃焼するときに大量の「水蒸気」を出しているのをご存知ですか?
灯油やガスを燃やすと化学反応で水が生まれます。その量は、燃やした燃料とほぼ同量。つまり、ストーブの上でヤカンでお湯を沸かしているのと変わらないくらい、部屋を加湿しているのです。
もし結露がひどい場合は、燃焼ガスを外に出す「FF式ストーブ」や、空気を汚さない「エアコン」をメインの暖房にするだけで、状況が改善することがあります。
② 「換気」を止めない、空気を動かす
「寒いから」といって、24時間換気のスイッチを切ったり、通気口を閉じたりしていませんか?今の家は気密性が高いため、換気を止めると湿気の逃げ場がなくなり、結露一直線です。基本的には換気システムは常につけておきましょう。
また、家具の配置もポイントです。タンスを壁にぴったりつけすぎると、裏側の空気が動かず、そこで結露してカビが生えることがあります。壁から5センチほど離して「空気の通り道」をつくってあげるだけでも効果的です。
③ 根本解決なら「窓」の性能アップ
換気や暖房を見直しても、「やっぱり窓がビショビショになる!」という場合は、やはり窓自体の性能不足が原因です。
アルミサッシ+一枚ガラスの窓は、外の寒さをダイレクトに伝えてしまいます。これを「内窓(二重窓)」を取り付けて二重にしたり、ガラスを「ペアガラス」や「トリプルガラス」に変えたりするだけで、驚くほど結露は減ります。
窓のリフォームは、1日で工事が終わるものも多く、国の補助金(先進的窓リノベ事業など)が使えるケースも多いので、実は一番コストパフォーマンスの良い解決策かもしれません。

結露なんて、拭けばいいや
忙しい毎日の中で、そう思ってしまう気持ちは痛いほど分かります。でも、その水滴の向こう側には、家の寿命や家族の健康という、意外と大きなリスクが潜んでいることを、頭の片隅に置いていただければと思います。
もし、「そういえば、うちは大丈夫かな?」と気になったり、窓のリフォームでどれくらい変わるのか知りたくなったりしたら、いつでも廣谷建設にご相談ください。
無理な営業はいたしません。「まずは話を聞いてみるだけ」でも大歓迎です。 まだまだ寒い日が続きますが、家も体も健康に、春を迎えましょう!
それでは、次回もよろしくお願いいたします!
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