梅雨のジメジメ、家の中こそ要注意。雪国の家で覚えておきたい湿気・カビ対策7つのポイント

こんにちは!廣谷建設の広報担当です。

6月に入り、南陽市・置賜エリアもいよいよ梅雨の季節を迎えますね。しとしとと雨が続くこの時期は、外仕事がしづらいだけでなく、実は「家の中」にも気をつけたいことが増えてくる季節です。

前回は「家の外回り」のメンテナンスについてお話ししましたが、今回は反対に「家の中」のお話です。テーマはずばり、梅雨どきの湿気とカビ対策

「うちは新しい家だから大丈夫」「毎日掃除しているから平気」と思っていても、梅雨の湿気はじわじわと家の見えない場所にたまっていきます。そして気づいたときには、押入れの奥やクローゼットの隅、窓のサッシまわりに、黒い点々が……なんてことも。

カビは見た目が悪いだけでなく、建材を傷めたり、ご家族の健康に影響したりすることもあります。今回は、ご自宅ですぐにできる湿気・カビ対策を7つのポイントにまとめました。難しいことはありません。今日からできることばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

なぜ梅雨は「家の中」が危険なのか

カビが好むのは、「温度20〜30℃」「湿度70%以上」「栄養(ホコリや皮脂など)」の3つがそろった環境です。梅雨の時期は、まさにこの条件がぴったり当てはまってしまいます。

特に意外と知られていないのが、気密性の高い今どきの家ほど、湿気がこもりやすいという点です。断熱性・気密性の高い住宅は、冷暖房の効率がよく一年中快適に過ごせる反面、室内の水分も外に抜けにくいという性質があります。きちんと換気をしてあげないと、せっかくの高性能な家が「湿気の溜まる箱」になってしまうのです。

雪国の住まいは、冬の寒さに備えてしっかりと断熱・気密がつくられているものが多くあります。だからこそ、梅雨から夏にかけての「湿気を逃がす工夫」が、より大切になってくるのです。

ポイント① 換気は「雨の日こそ」工夫して

湿気対策の基本は、なんといっても換気です。ただし、梅雨の換気には少しコツがあります。

窓を開けて換気をするなら、対角線上にある2か所以上の窓を開けると、空気の通り道ができて一気に湿気が抜けます。一方で、雨が降って外の湿度がとても高い日に長時間窓を開けっぱなしにすると、かえって外の湿気を取り込んでしまうこともあります。

おすすめは、雨の日は短時間だけ窓を開けて空気を入れ替え、そのあとは24時間換気システムや換気扇、除湿機を活用するという方法です。今の住宅にはたいてい計画換気(24時間換気)の設備が付いています。「なんとなく止めている」という方は、ぜひスイッチを確認してみてください。

換気扇のスイッチ、いつの間にか切ってたかも……

ポイント② 押入れ・クローゼットは「すき間」をつくる

カビが最も発生しやすい場所のひとつが、押入れやクローゼットです。扉を閉め切ったままで、ものをぎゅうぎゅうに詰め込んでいると、空気が動かず湿気がこもってしまいます。

対策はシンプルで、ときどき扉を開けて空気を通す、ものを詰め込みすぎない、壁から少し離して置くこと。すのこを敷いたり、市販の除湿剤を置いたりするのも効果的です。布団や衣類をしまうときは、しっかり乾いた状態でしまうことも大切です。

ポイント③ 結露を見つけたら、その日のうちに拭く

結露というと冬のイメージが強いかもしれませんが、梅雨どきも油断できません。冷房を使い始めると、窓や壁、北側の部屋などに結露が出ることがあります。

結露をそのままにしておくと、たまった水分がカビの栄養源になってしまいます。窓のサッシや窓まわりに水滴を見つけたら、その日のうちに拭き取る習慣をつけるだけで、カビの発生はぐっと減ります。

もし「毎年同じ場所がひどく結露する」「窓がいつも濡れている」という場合は、窓の断熱性能が原因かもしれません。内窓(二重窓)の設置などで結露そのものを抑えられるケースもありますので、気になる方は後ほどご紹介する相談窓口までどうぞ。

ポイント④ 水まわりは「乾かす」を意識する

浴室・洗面所・キッチンといった水まわりは、もともと湿気が多く、カビが発生しやすい場所です。

特にお風呂は、入浴後に換気扇を回す・壁や床の水滴を切る・最後に冷水をさっとかけて温度を下げるといったひと手間で、カビの発生をかなり抑えられます。浴室乾燥機がついているお宅は、就寝中などに活用するのもおすすめです。

「換気扇は一日中つけっぱなしで大丈夫?」とよく聞かれますが、水まわりの換気扇は電気代もわずかですので、梅雨の時期は基本つけっぱなしでも問題ありません。

ポイント⑤ 家具の裏・部屋の隅は「風の通り道」を

大きな家具を壁にぴったりつけて置いていると、その裏側は空気がまったく動かず、湿気のたまり場になりがちです。気づいたら家具の裏の壁紙が真っ黒に……というのは、よくあるご相談です。

家具は壁から5cmほど離して置くだけでも、空気が通って湿気がこもりにくくなります。特に北側の部屋や、家の外周に面した壁の前は注意して見てあげてください。

ポイント⑥ 床下・基礎まわりの湿気にも目を向ける

目に見える室内だけでなく、見えない「床下」も湿気がたまりやすい場所です。雪解け後から梅雨にかけては地面の水分が多く、床下の換気口が荷物や雑草でふさがれていると、湿気がうまく抜けません。

家の外周をぐるっと歩いて、床下の換気口の前に物が置かれていないか、土や草でふさがれていないかを確認してみてください。床下の湿気は、放っておくと土台や柱といった大切な構造部分の傷みにつながることもあるため、気になる場合は早めにご相談いただくのが安心です。

ポイント⑦ それでもカビが出たら、無理にこすらない

対策をしていても、梅雨の時期にカビが出てしまうことはあります。軽いカビであれば、市販の住宅用カビ取り剤や消毒用アルコールで拭き取れることがほとんどです。

ただし注意したいのが、力まかせにゴシゴシこすらないこと。表面を傷つけると、かえってカビが奥に入り込んでしまうことがあります。また、壁紙の内側や木材の奥までカビが進行している場合は、表面を拭くだけでは解決しません。

「拭いてもすぐに再発する」「広範囲に広がってしまった」「木部がやわらかくなっている気がする」——そんなときは、建物の内部で湿気のトラブルが進んでいるサインかもしれません。一度プロの目で見てもらうことをおすすめします。

「家の中の気になる湿気」も、お気軽にご相談を

7つのポイント、いかがでしたか?「そういえばあの場所、いつもジメジメしているかも」と思い当たる箇所があれば、ぜひこの梅雨の時期に手を打っておきましょう。

廣谷建設は、新築工事だけでなく、「家の中のちょっとした気になること」のご相談も大切にしています。結露がひどい窓、毎年カビが出る部屋、床下の湿気など、「これって相談していいことなのかな?」と迷うようなことでも、どうぞ遠慮なくお声がけください。

地元・南陽市で46年、置賜エリアの厳しい冬とジメジメする梅雨の両方を知り尽くしてきた私たちだからこそ、この土地の住まいに合った対策をご提案できます。小さなサインのうちに手を打つことが、長く快適に暮らし続けるための一番の近道です。

それでは、次回もよろしくお願いいたします!

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